20190510
もう限界だ
人には気付かれていないが23年間の人生の中で割といつも崖っぷちにいる。精神的に。
今日も居酒屋でハイボールを作りながら
急に涙が出そうになった。
救いようがない。
常に騙し騙し生きている寂しさがこうして突発的に爆発するのは珍しくない。深く誰かと繋がりたくて、叫びたくなったが表情はいつものポーカーフェイスである。この見栄っ張りは死んでも絶対治らない。
昨日の夜は十代男子に半ばだまし討のように呼び出されて、彼と彼の母親と飲まされるという謎の宴だった。意味が分からない。でもなぜだかこういった呼び出しは少なくないし、酔っ払いからはよく電話がかかってくるようになっている。
不思議なことに弱った時に電話する相手と思われているらしい。こんなに情緒が不安定でもプライドだけは高くて見栄っ張りだからそんな事態になっているんだろう。失恋したと、留年したと、恋人と別れたいと、連絡してくる彼らは知らない。
運転免許センターから僕は「気分が落ち込んだ時には運転しないように」と言われていること。検査の結果は「神経質な情緒不安定」だった。
友人が第一志望の職に内定をもらい次々と就活が終わるなか、僕はなんの進捗も生まず同じ場所に突っ立っている。今のところ僕を必要としている会社はないらしい。
昔から何になるのか楽しみね、適当に就職するなんて勿体ないわよ、と言われてきた。そうやって囁く声は何になれば勿体なくないのかを教えてはくれなかった。期待の言葉は恨んでない。かく言う僕も自分に対しては「もったいない」と思っていて、じゃあどうすればいいのか分からないのだ。